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永松良章

Author:永松良章
静岡県牧之原市在住プロウインドサーファーとして活動中
他にもカイト、SUP、サーフィン、SUP Fishingなど、いかに目の前の海で楽しめるか日々精進しています。
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MOLOKAI2OAHU
モロカイ島からオアフ島への横断レースMolokai2Oahuが終了しました。

今回はスタート時風弱く、1時間ほど行くと吹いてきた。
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空も曇り、時々雨。
ストーミーな天候になったりしてオアフが全く見えなくなることも。
30km地点くらいまでは風の強弱はあるものの流れがいいのか良いペースでした。

40kmあたりからはいつもなのですが海面が悪くなりグライド出来なくなってくる。風もほぼ無風。
16073101.jpg 

ボードはMaliko14’0”X24フィンはMauiFin22cm。
安定感に不安があったのですが大丈夫でした。
中間地点ぐらいで1度落水しましたが、後半の海面荒れてからは落水なし。

16073102.jpg 
最後の難関チャイナウォール。
今回は今までになく張り付いてみました。
崖前はバックウォッシュで海面ボヨボヨなのですが思いっきり崖に近づけば漕ぎやすいし流れもいい事があると聞いてはいたけど今までは不安でいまいち近寄れなかった。
崖から10m以内を漕いだのだがバックウォッシュはあるけどい今までより漕ぎやすく時間も早く抜けれた。

16073106.jpg 

チャイナウォールを過ぎてポートロック前。
ここを回って湾内へ。

16073103.jpg 

フラットだけどいつも強風のオフショアになる。
今回の湾内は風弱くて漕ぎやすくて良かったと思ったら雨が降ってきて強風向かい風。
ついてないなと思いながら最後の2kmは白波立つ向かい風を辛抱強く漕ぐ。50km漕いできて最後のこの向かい風はほんとキツイ。
写真は最後のまた雨がやんで風も弱くなったゴール前。

16073104.jpg 

そしてゴール。
52kmちょい。
時間は5時間16分。
順位は14ftクラス6位。年齢別1位。
時間もクラス順位も自己ベスト。

今年で5回目のMolokai2Oahu。毎回違う海。コース取りもウネリの使い方もいつも悩む。
あそこをこうしてればとか、あの時こっち行っていればとか、たらればを言えばきりがないし皆同じ。

様々な人の協力があり。こうしてまたここの海を渡れたこと、皆さんに応援してもらっている事。家族。すべてに感謝しています。本当にありがとうございます。
このレースでは色々なことを考え学ばせてもらいます。



レース後の夜は表彰パーティーなのですが私は出ずにマウイに戻ってきました。
明日日本へ帰ります。


Molokai2Oahu | 【2016-08-01(Mon) 20:55:00】 | Trackback:(0) | Comments:(4)
いよいよ明日MOLOKAI2OAHU
今回のハワイでは出来るだけ写真を載せたいと思ってきたのですが、何度も見て頂いた方には申し訳ありません。


トレーニング、ハワイでのダウンウインドに慣れる作業も順調でいよいよレース前日です。
今はスタート地点のモロカイ島の西端ケプヒビーチ前のカルアコイリゾートに泊まってます。



明日MOLOKAI2OAHUです。
ずっと応援してくださる皆様、スポンサーの皆様、そして家族の思いも感じながら。明日は全力を出しきります。

明日こちらの8時スタートなので、日本時間3時にはモロカイ島からオアフ島へ向けて52kmを漕ぎ始めます。

Molokai2Oahu | 【2016-07-31(Sun) 15:00:54】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
Molokai2Oahu
終わってみればあっという間。
漕いでると長く感じる6時間でも一年のうちのたった6時間。



レース当日の朝。4時半起床。
風が無くて今までで一番静か。
でも時折波の音が聞こえる。
食事を済ませ、5時半から配られるライブ発信用のGPSを取りに行き荷物をビーチへ。

やはり波が大きい。
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たまにアタマくらいのショアブレイク。


6時半からRace Ple。
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Photo by808photome
今年で4回目のモロカイ2オアフ。
毎回このお祈り、プレは気持ちが高まり、選手の一体感が生まれる感じがして鳥肌が立つ。


その後は自分の船探し。
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似たような船が多いから自分のエスコートボートを見つけるのは大変。


見つけたら自分のボードに荷物を載せ、セット間隔をみて、
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今回ショアブレイクが大きかったので大変。今だ~という感じ。


毎年のことながら僕も自分の船を探すのに一苦労。
それでも何とかスタート30分前には船を見つけ、荷物を全て船ぶ。

レーススタート15分前、スタートラインへ。

そして8時ジャスト。レーススタート。
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photo by 808photome

200名近くの選手が一斉にスタート。
寝そべりのパドルボードクラスは30分前にスタートしている。


スタートからしばらくすると選手はばらけ初める。
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無風。
覚悟はしてたけど、先のことを考えると気が遠くなる。
ダウンウインドならある程度力の配分も分かってきているが、無風だと難しい。
とくにこのレース53kmのうち後半の10km、さらに最後の3~5kmが風向きと流れが変わりキツくなる。最後の疲れ切ったところにさらに体力を必要とする。

漕ぎ出してしばらくはMichi&Ynnicチームと並走。
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奥に見えるのがマウイNaishマネージャーで居候させてもらっていたMichi。
Michiもダウンウインドはかなり速いが無風には苦労している感じだった。
タヒチNaishのYannicが漕いでいる時に僕が前に出てMichiに変わると追いつかれるというのをしばらく繰り返していた。

今回かなりノースよりに進路をとった。
ノースの方が流れがいいという情報があったのとカジがない14ftクラスの僕には最後の風向きも心配だったのである程度のぼっておく。
Michi達も同じ考えだったみたいだ。




P7270212005.jpg
今回はスタートからオアフが見えていた。
進路はとりやすいが、見えてるとなかなか近づかない島が気になってしまう。


スタートして数キロはペースが上がらなかったがしばらくすると変な流れを抜けたのか、流れに乗ったのか、km6分半くらい一定のペースに落ち着いた。

しかし今回スタートから暑い!
とにかく暑い!体力も心配だが熱中症が一番心配だった。
手遅れになる前に時々帽子で海水を汲んで頭にかけたり、飛び込んで体を冷やしたり。
タイムロスにはなるが、早い段階からこれをやっていたのが後々良かった。



そしていつもそうだが35km地点位から海面の様子が変わる。
波のタプタプさが増し、流れも良くない。水深が変わるのかな?辛い後半戦の始まり。
ラップタイムも長くなって、そうなると交代で漕げるMichiチームに離されはじめる。
これもいつものこと、それまで近くにいた2人チームにこの辺からはなされる。



漕ぎ出してから4時間くらいかな。
後ろをついてきているエスコートボートを呼んでハイドレーションバックを交換
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唯一ちょっと長めに座っている時間。
この時ほんと暑さがやばかったので冷たいペットボトルを投げてもらい頭からかける。
これが気持ちよかった!一気に目が覚めて視界が広がっていくのを感じた。
時間かかるので冷水を投げて貰ったのはこれ一度きりだったのだが、もっとやれば良かったかな。それぐらい意識が回復する。



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島が大きく見えてきた。
でもまだ15km以上ある。近そうで近づかない。ここからがまた遠く感じる。
このあたりからかな、頭が痛くなりそうな感じと吐き気。
熱中症のまえぶれというよりはタプタプ海面で漕ぎながら船酔いのせいもあるかもですが。船酔いしやすいんです。



そしてかなり島に近づき、オアフのゴールのある湾の入口の岬ポートロックまで続くチャイナウオールにさしかかった頃。
大きな波が割れているのが見えた。
ゆうにアタマオーバー。

チャイナウオール前を抜け、ブレイクを避けてポートロックを大きく回り込む。
湾内が一望できるのだが、そこらじゅうで波がブレイクしている。
ポートロック前の波が一番サイズあり、ショルダーなら乗れそうだから乗りたかったが僕が通過している時にセットが来なかった。
波に乗るとかなり時間短縮できるし、楽。

その先湾の中央あたりでやっと波に乗れた。
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そこからゴールまで
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またひたすらフラット漕ぎ。
湾にはいってからもゴールまで2,30分はかかる。
それにずっと無風だったのに湾内は右前からの向かい風オフショアが結構吹いてる。
ほんとこのレースは最後の最後まで・・・。


そして、ゴール。

名前がコールされ、観客が拍手をしてくれる。

この時頭に浮かんでいたのは、「冷たい水が飲みたい!」

暑い、熱いレースでした。



ゴール会場の風景
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ゴールしてから色々聞いたのだが。
やはり熱中症でリタイヤした選手が多数。
大事をとってかもしれないがトップ選手も数人棄権した。

ゴールした選手の中にも途中何度も吐きながら漕いだ選手も多かった。
過酷だ。




ゴール後の一枚は
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トモ君、ロベールティリテオさんと!
ウインド時代からのスーパースター、レジェンド。
ダウンも速いです。
物凄いタフなロベールさんでさえ、途中何度か吐いたそうです。そしてリタイヤすると船長に何度も言ったそうですが船長に「あともうちょっとだから頑張れ!」と言われやめれなかったそうです(笑)。




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正式なものではないですが途中経過のリザルト。
6時間20分。
14ftストッククラス7位。年齢別で2位。
今回トップ10には入れたが参加をみあわせた速い選手もいましたからね。
3位のEthanはNaishのライダー。僕とはマウイ2モロカイの時と同じくらいの時間差。速いな。


今回6時間20分。
長かったけど一昨年の同じ6時間30分よりは感覚的に短く感じた。マウイ2モロカイで40km漕いだのと普段のトレーニングのおかげもあるか。
それでも後半のあの海面で漕ぎきれる体力はまだまだ。足らないところが多過ぎる。
暑さ対策も課題。


正直悔しいレースでしたが、また今年もこの素晴らしいレースに出れてよかった。


応援して頂いた皆様、ほんとうにありがとうございました。

昨年のレース後はもう最後だとも思ってました。色々な環境を考えてです。でもこうやってまた送り出してくれる家族にも、伝えきれない感謝です。

ほんとに周りの人に支えられている事を強く感じるレースです。
ありがとうございました!









レース後夕方からのパーティー
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年齢別表彰をもらいました。


さあ、日本へ帰ります!!



















Molokai2Oahu | 【2015-07-29(Wed) 02:24:41】 | Trackback:(0) | Comments:(2)
Molokai2Oahu前日
レース前日の今朝は調整の漕ぎ
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けっこうショアブレイクがある。

軽く汗を流して終了。

リゾート内にはいつものように
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七面鳥


昼過ぎにシャツとステッカーを受け取りに。

その後ミーティング。

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今回はまた大変そう。
風も弱そうだし、かなり大きなサウススウェルが入る予報みたい。
すでにここスタート地点のKepuhiビーチにもウネリが届いているが、オアフのチャイナウオールからゴールのあるハワイカイに回り込むポートロックではダブルオーバーの波が割るかもしれないとのこと。
急遽ボートが通る深いチャンネルにブイを打ってそこを通るようにという説明があった。
でも大きなウネリがくるとそこもクローズセットが入るとか・・・・。
どうなるんでしょう?
行ってみないとわかりませんね。

弱い風で大きなサウススウェル。途中の海面も漕ぎにくい事が予想される。
あの過去最悪だったという一昨年の再来か、もっと大変か。一昨年のレースのブログはこちら

全ては自然にまかせ、自分の全力を尽くすのみ。
自分の技術、体力、経験、感覚。明日はフル稼働でこのエキサイティングなコンディションを楽しみたいと思います。


P7260163.jpg
今回まだ制限があってボードの写真はアップできないのですが、
この14’0”とパドルで明日モロカイ島からオアフ島まで53km漕ぎきります。
番号は105。各選手伴走船にGPSをのせているのでMolokai2OahuのレースHPから何処を漕いでいるかリアルタイムで見ることが出来ます。MOLOKAI2OAHU

いつも応援してくださっている皆様、家族のためにも自分を出し切りたいと思います!


P7260161.jpg
夕日の沈む遠くにオアフが見えます。明日はあそこまで!!

Molokai2Oahu | 【2015-07-26(Sun) 15:05:49】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
緊張
さて、昨日の大会も終わり。今日からまた仕事。と、いきたいところですか今日は大事な用事が。


モロカイレースを終え、ハワイから帰ってきて数日の頃。
海で久しぶりにお会いしたSagisakaさんから突然「永松、市長に会ってくれんか?」と。
僕「え? はい、え????」
驚きました。市の観光課にモロカイのお話をしていただいたみたいで。僕の住んでいる牧之原市にこんな事やってるものがいますという報告をすることになりました。
このようなことは苦手も苦手なのですが。SUPをより多くの方に知ってもらうことが出来るかもという思いもあるし、こんな機会は2度とないかもしれない。いや、ないだろう。



と、いうことでまずはモロカイ2オアフで頂いた楯とフィンを見栄え良く。
それが昨日夜実家へ取りに行ったもの。
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木工が趣味の(趣味の領域を超えてますが)父に絵の額とフィンの台を作ってもらいました。
さすがです。期待以上の仕上がり。
父は木材にこだわりがあり、額はウォールナットと台はメープルの木で作ってもらいました。贅沢です。







そして今日、牧之原市長にお会いしてきました。
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緊張したのなんの。
ただでさえ普段言葉少ないと言われますが、伝えたいことの何処までお話出来たか。
ダメなところだらけでした。
ものすごい変な汗をかきました。

その後は新聞社の方たちとお話をして、急遽SUPしているところを撮ることになりいつもの漕ぎ道場へ。
色々撮って頂き、終了でした。
海の上ならまだそれほど緊張しませんね。いつもやっていることなので。

その後は少し子供と
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昨日までの人の多い湘南とはうってかわって貸切の浜。

やはりここは最高です。
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とても緊張した一日でしたがなかなか経験することのない貴重な体験。また、一緒に連れていった子供にもいい社会勉強になったでしょうか。
Sagisakaさん有難うございます!!





Molokai2Oahu | 【2014-08-18(Mon) 23:08:07】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
ずっと
波がありますね。
でもずっと南西の風が朝から晩までゆるーく吹いているので外海はSUPにイマイチ。サイズはアタマくらいあり昨日より今日は少し上がったかな。

今朝も内海へ

HOKUA8’0"LE

近場のここは相変わらずのダンパー。ハラムネくらいくるけど全てワイド。
さすがに人も減りましたね。
空いているのは良かった。



日本に帰ってきてから昼間の湿度の高い暑さにやられ、モロカイの疲れが抜けきらない。昨日は海チェックするも入る気になれず、休みに。
ずっと動き続けてないと落ち着かないのだけど休憩も大事ですね。
やはり5時間レース漕ぎするというのは体に負担かかるんだな。
しばらくは体調回復につとめます。

Molokai2Oahu | 【2014-08-05(Tue) 06:34:34】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
2014MOLOKAI2OAHUを終えて
昨日のレース、昨年よりはとてもいいコンディションだったと思う。
昨年は無風からの後半サイドショア+向かいからの潮でノーラダー(舵なし)クラスにはとても辛いレースだった。
今年は風がふれることは何度かあったが平均して追い風だった。
でも大変なのは大変です。

よく聞かれるのは何故舵の付いた長い17’0”くらいのボードのアンリミッテットではなくて14’0”ノーラダーで出るのかと聞かれますが。
答えは「シンプルだから」。



レース当日早朝4時に起きて朝食を食べ、レース中の飲み物などの準備。

荷物をまとめて6時には宿を出る。

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ぞろぞろとビーチに選手が集まり、自分のエスコートボートを探してボードに荷物を載せて運ぶ。
2百隻以上はいることになるのかな。自分の船を探すのは大変。
僕の船は去年も遅かったが今年も・・・。

6時30分から「Pre-race Pule’」
14M2O002.jpg
選手が輪になりお祈りをする。
この時いつも鳥肌が立つくらい気分が高まり、集中してくる。
長いレースが始まるんだと実感が湧いてくる。

7時30分にはパドルボードがスタートする。
しかし、また僕の船は近くにこない。
SUPのスタートは8時。
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ほんとにドキドキ。荷物を積まないとスタートラインへ行けない。

パドルボードスタート時間にようやく船を発見。
ウチの船長Kalaniは凄く慎重。船が多いと近くにこないからかなり遠くまで荷物をボードに載せて運びました。

そして8時。レーススタート。

スタート時の海面はフラットのオフショア。
集団の引き波を避けて風上側、右側へと移動。

この海峡はストレートな後ろからの風になることは少なく、だいたい右後ろからの風とウネリ。
後半さらに横風になったりすることも考えラダーの無い僕は今回も右寄りへ行くことにした。
先頭集団とほとんどの選手は左手に見えた。
近くに見える選手はやはりノーラダーの選手が多かったように思える。

スタートしてすぐは選手が集団になっているので船は選手に近づけない。
30分くらいしてから船が選手を探し始める。
右に進路をとることはKalani船長に伝えてあったのですぐに近くに来てくれた。
基本船は選手の後方。エンジン音も聞こえないくらい離れてついてきてくれる。


スタート時ほぼ後ろからだった風はすぐに右後ろからに。
その先もこの風向きかと思うと不安で下らせられない。
非常にウネリにのせにくい。左サイド漕ぎがしばらく続く。

船に乗ってくれている船長の息子にカメラを預けて撮ってもらった。
14M2O005.jpg
綺麗な海面はスタートの数キロとゴールの湾内2kmちょいだけ。
あとはタプンタプンしたようなウネリの入り組んだ海面が続く。

スタートして10数キロころだったか。風がほぼ後ろからに感じるようになってきた。
そこで下らせることにした。
もちろん下らせっぱなしではなく、ウネリの様子を見ながら下らせてグライドさせたり上らせたり。
しばらくは単発的にウネリに乗れる状態が続き、周りの人が居なくなってきた。

そういえば、目指す島オアフは雲がかかって見えなかった。
そこで前持ってポイントを打っておいた時計のGPSが指す方向がたより。これは距離があるのでだいたいの方向ですが。心強かった。
あとはウネリの方向。ウネリのまま進んだら下りすぎ。

くだらせ始めてまた数キロ進むとウネリにのせて下らせているのに自分の位置はそれほど下っていないような気がした。
GPSの指す方向と前方の雲の形でそう思った。潮が右に流れてる?全くわからないが乗れるうちにグライドさせて行くことにした。オアフに近づけばどっちにしてもスピードは落ちるので今のうちに頑張ろうと。

30km位の地点まではグライドできたりできなかったり。
だだっ広い大海原だけど潮が変わるときがありウネリに乗れそうで何故か乗れない時間がちょくちょくやってくる。
その時間帯はひたすら我慢の漕ぎ。

残り20数kmになった頃。風が弱くなり、ますますウネリに乗れなくなってきた。
風向きはまだ後ろから。時々短い時間ウネリに乗れる時を逃さず、集中。
自分のいる位置はけっこう北側にいたので安心感もあった。左手には人が見えたが自分より右手前方には人が見えなかった。後ろは振り向かなかったのでわからない。

残り16km。あとマウイのマリコランと同じ距離だ、と言う頃からが一番辛かった。
ウネリには乗れない、風は弱く暑い!海面はタプタプ。
暑くて少し頭が痛くなりそうだったので止まって海に浸かったり、首筋に海水かけたり、途中3回ぐらいはしただろうか。

ペースは落ちてきていたが去年よりはイイ、去年よりは進んでる、と心の中で唱えながら漕ぎ続ける。


そしてかなりオアフが近づいてきた。
14M2O006.jpg
去年はこのへんで強いサイドショアと逆の潮で1時間ぐらい同じ場所を漕いでいたような気がする。漕いでも漕いでも横の景色が変わらなかったが今年はここも弱ーいけど追い風。ウネリにもたまーに乗れる。
ペースは落ちたけど確実に進んでいた。


難所のチャイナウオール前。
14M2O007.jpg
崖に当たって帰ってくる波でさらに海面は悪い。
この崖前を通過する距離は1kmもないのかな。逆向きの潮流とタプタプ海面で漕げないのに強く漕がないと進まない、崖前を通過する距離は短いようだが体力疲労の止めを刺される。心を試されるよう。

この崖の切れる所、突端がポートロック。
そこまでがモロカイから50kmくらい。
そのポートロックを右手に90度曲がって広い湾に入る。その一番奥2kmちょい先にゴールのハワイカイが見える。

ポートロックを曲がり、グチャグチャだった海面が次第にフラットになりハワイカイが見えた時はホッとするが、その湾はいつも強烈なオフショアのブローが吹くので向かい風で残り2kmを漕ぐことになる。
しかし今回は風が弱かった。
でもフラットを2km漕ぐことに変わりはない。
ここで何気なく後ろを振り向いてみた。
「あっ!」
見覚えのある同じ14’0”クラスの真っ赤なボードの選手がすぐ後ろにいた。マウイのレースで僕より速かった選手。
その時は確信はなかったけど多分そうだと。絶対だいぶ前に居ると思ったら後ろにいた。
一気に緊張感がました。
その湾は途中3箇所くらい波が割れて波に乗ればかなり時間が稼げる。
途中の一本に乗れてちょっと離せたが、しばらくして振り向くと近づいている。
残りはまだ1km以上あった。
波に乗りたくてもセットは来ない。
50km以上漕いできてからの全力漕ぎ。
「こんなところで抜かされたら50kmが無意味に、今までのトレーニングが何だったんだってことに」と頭の中をグルグル。
別に優勝がかかっているわけではないのだけど、そのくらい考えながら必死、背中がビリビリ。ここまで来て同じクラスの選手に抜かされたくない。

ゴールのブイが大きく見えてきた所で振り向くと、少し距離があいた。多分相手も疲れているのだろうとゴールまで漕ぎ続ける。
普段あまり後ろは振り向かないようにしているけど、何回振り向いただろうか。
なんとか抜かされずにゴール。

時間は5時間27分42。
SUP舵付きのアンリミッテット入れた総合27位。
僕の14’0”ノーラダークラスでは5位。
年齢別で1位。
最後に後ろにいた選手はやはり同じ年齢クラスの選手だった。
その差1分。さらに年齢別3位の選手はその1分後。
53km漕いで数分差。

ゴールしてすぐに大会のカメラマンが写真をとってくれるのだが。
笑顔なんか作れないぐらいキツイ。
大変だった。



でも同じ14’0”クラスのトップ選手は1時間も早くゴールしている。
どうなってるんだろう?
リザルトはこちら



ゴールしてすぐ、オアフに住むコウジさんがレイをかけてくれた
嬉しいですね!ありがとうございます!

そしてしばらく飲んでなかったビールを片手に
14M2O008.jpg
まだこの時点でもまともに会話できず。
ビールは一口しか飲めず。
水をひたすら頭にかけたり飲んでました。


目標としていた5時間半をきれたことは嬉しかったが、しばらくして年齢別で1位だと聞かされた時も正直嬉しかった。
上を見ればまだまだな速さなんですが。


今回GPS航跡図
14M2O012.jpg
最初のカクンとしたところで少し下らせているけど、すぐに上ってる。
ふくらみすぎたような感じでしたが、それが潮的に良かったのか、真っ直ぐの方がもっと速かったのか。モロカイ3回目ではよくわかりません。
後半横風で押される可能性と自分のレベル的にはいいコースだったのではないかと今は思っています。


夜の表彰パーティー
14M2O009.jpg

楯と今回のレースの絵が印刷されたフィンを頂きました。
14M2O10.jpg

14M2O011.jpg







モロカイは長いようであっという間です。
何ヶ月も準備してレースは5時間半。もっと漕ぎたいわけではないでけと。終わったー。と寂しい感じもあります。

なかなか一日海に入ることは出来ない生活になっている最近。
この2週間は海に集中できる最高の時間。
そしてモロカイとオアフの海峡を渡る数時間。
海の動き、風の動き、自分の体力、痛みとこんなに向き合える時間はそうない。

このような時間を持てることにとても幸せを感じます。
こんな充実した時間を過ごせるのも、応援していただいている皆さまとNAISH 、Michi、Vinnie、そして家族の協力があってこそだと心から思います。

 
ありがとうございます。


永松良章

Molokai2Oahu | 【2014-07-29(Tue) 18:31:02】 | Trackback:(0) | Comments:(2)
Molokai2Oahu モロカイ島~オアフ島海峡横断レース 
大変で辛いレースでした。
いきなりこんな感想ですが、ほんと大変だった。


レース当日4時起床で準備。
その時は雨。無風。
今回滞在中は朝から吹いてたから嫌な予感がした。

辺りが明るくなる頃には雨もあがり、青空も見えてきたが風が吹く気配はなかった。


朝6時半、選手皆が輪になってでお祈り。
13m2o01.jpg


その後100艘以上いるボートの中から自分のエスコートボートを探して手荷物をSUPで運ぶ
13m2o02.jpg
この時なかなか自分の船が来なくて焦った。
荷物を積めたのははスタート30分前。


そして8時。無風の中レーススタート。
13m2o03.jpg
アンリミテット、14’0”など一斉スタート。
アンリミテットの引き波にやられないよう一番風上をキープしてまずまずのスタート。

しかし風がない。
13m2o04.jpg
最初の2,3時間は無風。
しかもバックウオッシュが入ったようなタプンタプウな海面がずっと続いた。
潮目の中をずっと漕ぎ続けているような、オンショアの時の堤防の前をずっと漕いでいるような感じ。
細いこのボードLEはグラグラ。揺れに耐えるのに必死。これで6時間もいや、それ以上かかっると思ったので足が持つか心配だった。

13m2o05.jpg
これは3時間以上たってたときかな。
風がないからあまりに暑く、熱射病が心配になったので海に飛び込んで体と首を冷やし、陽が後ろからあたるのでバイザーを後ろにかぶる。

今回ウネリに乗せてグライドできたのは数回。
それもこの頃まで。
オアフが近づくともっと海面が悪くなり、風が吹いてきたが横風。
13m2o06.jpg
この写真の時が一番辛かった。
進行方向と逆向きの流れがあるのか、横の景色を見ても全然進まない。
漕いでも漕いでも。
あー俺はこのまま力尽きてリタイヤしてしまうのかな。と思った。
座って休みたい衝動を堪え、朦朧としてくる意識をしっかりさせるので精一杯だった。
自分だけ流れにはまっているのかと思ったけど周りを見渡すと皆同じ位置にいたから皆大変なんだと頑張った。


後半の3時間は左しか漕いでない。
揺れに耐えるに必死。
ウネリに乗ろうとすると向かいからウネリが来て乗れない。
と思うと後ろからコンっと誰かに押されるようなウネリが入ったりする。
疲れもあり5,6回落水しただろうか。

13m2o07.jpg
なかなかたどり着けなかったチャイナウォールと言う崖の前。
海面は一番悪いがここまで来ればと、気は少し楽になった。


そしてこの崖を過ぎた岬をまわった先の湾内奥がゴール。
でも今度は強いオフショア。
岬の突端でけっこう大きな波が割れていた。
波に乗せたほうが早いのでカタぐらいの波にテイクオフ。
このレースで唯一楽しい一瞬だった。
けっこう長く乗れて、またひたすら向かい風を漕ぐするとまた浅瀬で波が割れているのでコシくらいの波にテイクオフこれもロングライドできた。
それでも岬をまわってから湾奥のゴールまで30分近くかかっただろうか。
もう時計も見ていないのでわからない。
ゴール手前で後ろか誰か迫ってきた、最後に抜かれるのは気持ちの良いものではないのでラストスパート。
そしてゴール。
昨年は2人チームででてゴールは相手のチャックさんだったから一年越しのゴール。

ゴール直後の写真を大会FBから
13m2o001.jpg

13m2o002.jpg


フラフラでした。
会場の芝生でたまらず仰向けになった。
ゴール出来たんだと思っったらこみあげるものがありました。
辛かったのか、悔しかったのか。入り混じった感じ。


途中やっぱりノーラダーでやったことを後悔したり、こんなにこの海峡は大変だったのかと思ったけど
他の選手達曰く今までで一番大変なレースだったらしい。大会のオーガナイザーも過去10年間で一番過酷なレースと言っていた。
そんなレースの年に運良くあたってしまったんだ。
これもなかなか出来ない経験でもあるけど。



今大会結果はアンリミテットを含めた総合順位は35位。
僕の14’0”ストック(ラダーなし)クラスでは7位。
年齢別では2位。

年齢別1位は沖縄のタクジさん。
インフレータブルの14’で速かったですね、凄いです。
タクジさんのボードにはチャイナウォールまでは理想的なコンディションだったそうです。
この海峡横断レースにカヌーで過去30回くらい出場されているタクジさんでも今回が一番大変だったとおっしゃっているそうです。
この海峡をかなり知っているかたでも大変だったんだ。


今大会上位選手も細いボードを使っていた選手は順位がよくなかったみたいで、皆大変だったと言っていた。
あのチョッピーな海面にはみんな苦労していたんだな。


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大会終了後。
年始から体調を整えるためにやめていたビールを7ヶ月ぶりに飲んだ。
疲れもあり久しぶりに飲むとそんなに美味くはなかった。


夜の表彰パーティー
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2位の表彰を受けました。

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木製のたてを頂きました。



最後になってしまいましたが
応援してくださった皆様、ありがとうございました。
サポートしていただいたNAISH,O’NEILL、KAENON、CAMELBAKありがとうございます。
そして応援してくれている家族、子供、妻に感謝しています。ありがとう。

あまりにも大変だったので来年のことはまだ考えられません。
でもあんなに大変だった記憶がもう薄れてきているのは、自分の良いところなのか、悪いところなのか。





Molokai2Oahu | 【2013-07-30(Tue) 00:59:05】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
モロカイ3日目
レース前日。

昼過ぎにビブとステッカーが配られた。
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ボードに張るのとエスコートボートに張るステッカー。


夕方5時半からミーティング。
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徐々に緊張感が高まってきました。


その後エスコートボードが浜に着いたのでボードを受け取りに泳ぐ。
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明日はまたボードで自分の荷物を船に持っていく。


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明日はこのNAISH LE14’0”で漕ぎまくります。

このモロカイからオアフまで50km。何時間かかるのかソロは初めてなんで想像もつかない。
けっしてマウイのようなダウンウインドではない。
去年のレースを思い出すと、ウネリはデカかったなぁ。
その時の様子はこちら
今年はどうなのか?
僕の知っているこの海峡は昨年の5時間だけ。日々変わるコンディションの5時間。
それでも昨年は2人チームで出たので漕いでいる感覚と、客観的にボートから見れた事は勉強になった。

今年はどうなるのか。
ワクワクしてきました。
明日は力の限り、漕ぎたいと思います。


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夕方雲の隙間、微かにオアフが見える。


Molokai2Oahu | 【2013-07-28(Sun) 15:30:25】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
モロカイ2日目
今日は一日ゆっくり。

昼に軽く泳いだ。

会場となるビーチ
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長男から借りてきたコンデジでパノラマ撮影。

泊まっているカルアコイリゾート
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簡単に面白い写真が撮れるんですね。


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ビーチは少しショアブレイクがあるので明日、明後日と荷物をボートから運ぶ時は注意が必要だ。


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スタート海面はビーチ右の湾。
去年のスタートを思い出すと緊張してくる。



リゾートの風景
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さて、今ハワイの東からトロピカルストームが近づいています。
台風です。
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テレビのニュースでもこの話題を何度もやってます。


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予報では真っ直ぐこちらに向かってきます。
何年ぶりかの事らしいです。
こんな時に?!
大島の時も台風で心配しましたが、ハワイに来てもストームが来るなんて思いもしませんでした。
近づくのは火曜日頃みたいですが、レースの日も風がノースよりなんじゃないかと言う話もあります。
そうなるとただでさえ右後ろからの風がもっと右よりの風になる。
僕の使うラダーのないボードには大変です。6時間近くずっと左サイドの片漕ぎ?
東から南のウネリも入りそうで、もうどうなるかわかりません。
良い経験させてもらいます!!

明日はエスコートボードが来て、ボードを下ろしてレースの準備です。


Molokai2Oahu | 【2013-07-27(Sat) 18:08:24】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
モロカイ島1日目
昨夜モロカイ島に到着しました。


昨日の夕方、沖縄から来ている松山君にフェリーの出るサウスサイドのラハイナまで送ってもらう。いつもダウンウインドとかしているノースからは車で3,40分ぐらい。貴重なマウイでの時間なのに送っていただいてありがとう!!


ラハイナハーバー
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昨年の教訓のもと、今回は食料を多めに持っていく。
モロカイの宿の近くは何もなく、小さなキヨスクみたいな売店が一軒あるだけ。しかも商品の値段が高い。
荷物のほとんどが食料。

ハーバー入り口航路の横は良い波割れてた。
正面に見える島はラナイ島
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ライトの上手い子の写真を撮ったんだけど後で見たらレフトの子がエアーしてた。
上手い子供が多く、マウイキッズサーファーのレベルも年々上がっていますね。

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ラハイナからモロカイ島は船で1時間半。

6時ごろ出港。モロカイへ着く間に日がおちる。
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赤く焼けていた。


モロカイの港につく頃は真っ暗
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そこからシャトルバスに揺られて30分ほどで宿に到着。
去年と同じ運転手さんだったが暗い夜道を飛ばすので今回もビビリながらのドライブだった。


そして一夜明け、今朝の部屋から見える風景。
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目の前が大会スタート会場ビーチ。
最高な場所。
今回も早くに予約していたトモ君の部屋に泊めさせてもらいました。
この大会は毎年宿を確保するのが大変で、遠くの宿になってしまったりキャンプしかなかったりと大変らしい。


今日一日は何も無し!
ストレッチなどしてゆっくりして明日は午後にエスコートボートが来るのでボードなどを受け取り夕方大会レジスト。
明後日レース。


今回もレンタカーなど借りてないので宿からは出れず。
歩いていける範囲には何もない。
モロカイに着く時は夜で宿に来る道中真っ暗で何も見えないから、モロカイの知っている風景は夜のハーバーとここの宿だけだな。

Molokai2Oahu | 【2013-07-27(Sat) 02:01:24】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
5日目
明日がマリコ・カフルイのレースなので今日は休み。
買い物などをすませてトモ君と明日のレースのレジストをしにいった。

パイアのチャーリーというレストランの中で受付
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しかし僕らは事前にネットでエントリーしていたのでフリーのピザを腹いっぱい食べただけですることはなかった。

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今大会の大きいポスター。
年々速くなっているトモ君でも異次元の速さというコナの写真。



その後、来週のモロカイ2オアフの海峡横断レースで伴走してくれる船長に会いにハイクへ。
今日までキャプテンとはメールのやり取りだけだったので、どんな人かドキドキだったが会ってみたら凄くいい人だった。
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エスコートボートとキャプテンのKalani。
ボートもどんなか心配だったけど大きい方だと思う。
去年のボートはもう少し小さかった気がするけど十分だった。

カラニはトモ君が毎年エスコートしてもらっている船長から紹介してもらった。
モロカイのレースではこのエスコートボート探しが大変で見つからずにエントリーを断念する選手も多い。


これでモロカイの準備もほぼ整ってきた。

まずは明日のマリコ~カフルイ16キロのレースを気合入れて頑張ります!

Molokai2Oahu | 【2013-07-21(Sun) 15:56:12】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
Molokai2Oahu
昨日のモロカイ2オアフ当日の朝

6時半からミーティング。
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続々と浜に集合
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桟橋などは無いので荷物はSUPに載せて船まで運ぶ。
DRY BAGを用意してて正解だった。
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スタート前のお祈り。
マウイのNaishレースでもするのだが気が引き締まる。
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この写真は大会のFBから拝借。


その後7時半からソロ(一人漕ぎ)がスタート。
8時からチーム(二人一組クラスと3人一組クラス)がスタート写真は無いが二つのブイのラインから時間ちょうどにスタート。
船は最初から選手に近づくとあぶないので、しばらくは後方待機。
30分したら自分のサポートする選手を探し始めるのだが結構バラバラになっているので見つけるのが大変らしい。今までに選手を見つけられなかった船もあったという。

僕はスタートをやらせてもらったのだが緊張したな。
天気が良くなかったからオアフ島は全く見えない。
最初は周りを見ながらフラットな海面をひたすら漕ぐ。
次第にうねり出すが風向きは右サイドからアップウインドぐらいの風。
きつかった。でも最初の30分間は交代してはいけないというルールなので必死に左側だけ漕ぐ。
30分過ぎた頃にチャックさんの乗ったサポート船が横に来てくれたのでホッとしたな。

そこで最初の交代。
船が100mほど前に先回りしてチャックさんが飛び込む。
浮いているパートナーはウネリで見えなくなったりするのでパドルを縦に掲げて見やすくアピールする。
そこを目がけて近づき交代。
漕いでいた人はすぐに海へ。その場に浮いていて船が拾ってくれるのを待つ。

船の上では水飲んだりエネルギーフードを食べたり。

そこでこの大会で一番恐れていた事が・・・。船酔い。
あまり意識しないようにしてたが、船酔いに凄く弱い。
エントリーをソロからチームに変える時に一番気になったのが船酔いだった。
それでも完全に酔う前の段階をキープ。
出来るだけ水平線を見てしっかり船べりを掴み体を固定。
ギリギリの所で次の交代の時間。そんな感じを繰り返してた。
なのでカメラは撮れず。下向いたらアウトです。

そんな少しクラクラした状態で交代の時間。
船長が漕いでいるチャックさんと距離をとって回り込み、「Yoshi!GO!]の合図で深い海に飛び込む。
怖いが迷ってられない。
海に浮いてると漕いでるチャックさんも船もウネリに隠れたり見えたり。ウネリはデカイ。
交代の時にチャックさんと声を掛け合い漕ぎ出す。
船酔いが少し残っているので最初は頭がモヤモヤするが5分ほどすれば回復する。

そんな漕いでいる写真をチャックさんが撮ってくれた。
手前の青いシャツ。
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デカイウネリの合間はこんな感じで意外と普通。
今回防水カメラ「GOPRO」がスポンサーについているチャックさんがボードや船からGOPROで動画を撮っていたので、もしかしたら動画が世界配信されかも。
チラッと写っていればいいな。


前半の時間帯の交代で難しかったのは、
船から海に飛び込み交代してボードの上に立ち上がり漕ぎ始めようとした時に雲でオアフが見えない、前方に陸が見えないからどっち向いて走ればいいか分からない。
船は浮いているチャックさんを拾うのに時間がかかるのでしばらく来ない。
かろうじて見える前の選手を探すか風向きウネリの向きで方向を修正していく。
船が戻ってきたらナビゲーションシステムがあるので方向を確認する。
たぶん経験のある選手は迷わず進めるのだろう。


船酔いと戦いながらも最初のうちは30分交代。
その後疲れてきたら25分、20分と徐々に早く交代してスピードが落ちないようにする。

モロカイ島とオアフ島の間のこの海峡は深く、流れが複雑で速い。
海況もころころ変わる。
いいウネリでグライドしやすいな、と思えば急にウネリに乗れなくなりチョッピーな海面になったりする。
海峡のど真ん中なのにバックウオッシュが入ったようなタプンタプンな海面の時もありバランスをとるのが大変な時もあった。流れが複雑な所だったのだろうか?
ウネリが大きい時は船に乗っていて船より高い大きなウネリがくる。
割れはしないので大丈夫だが、飛び込むときはドキドキした

何度か交代して2、3時間ぐらい漕いだ頃にオアフ島が見えてきた。
そして目指す「ココヘッド」という山の「チャイナウォール」という崖が見えてくる。
そこからがまた長い。

オアフに近づくとウネリに乗せづらくなり風も弱くなってくる。
そんな時に船の無線に「ソロが4人ゴールした!」という無線が入る。
30分早いスタートとはいえビックリした。
こっちはまだ2時間ぐらいかかりそうな位置だったから。

そして「チャイナウォール」の前。
このチャイナウォールは大変だとは聞いていた。
絶壁にウネリが当たり跳ね返ってくるので海面はボヨンボヨン。
風も壁で陰になり弱い。
その時の写真をまたチャックさんが撮ってくれた。
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流れもあってホントに進まないのにくわえて疲れもあるのでここでは10分交代でいく。
この崖の前を30分はかかったかな。
チャイナウォールを過ぎて岬を回ればゴールの港が見える。

最後の難所を乗り切り岬を回る所でチャックさんと最後の交代。

岬を回ってからビーチのゴールまでは向かい風の中20分ぐらいかな。
僕は船から見守る。
流石チャックさんは何度かこの大会の経験があるので岬ギリギリを回り、浅瀬の波に乗せてラストスパートをかけていた。

そして、ゴール!
やっぱり船からゴールを見守るのは少し物足りないがしかたないな。

ゴール後にチャックさんと
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タイムは5時間5分。
あと少しで5時間切れた。
無駄な動きが多かったから、反省点は多い。
しかし5時間半以上6時間ぐらいかかる覚悟をしていたので思っていたよりは速かった。
SUP総合では25位。この14ftノーラダー2人チーム、二人の年齢の合計が79歳までのクラスで6位。リザルト
上位選手は4時間30分・・。
速い。

ゴール会場風景
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マウイで一緒にダウンをやったタヒチのヤニックが会場に来ていた。
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二人の顔の間に見える船が僕とチャックさんのサポート船「エイトボール」。


ハワイで久しぶりの再会をしたトモ君と。
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彼はアンリミテット、ラダーつきソロクラス。総合でも12位!
5時間をきる4時間59分!


この山がココヘッド。
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山の裏がチャイナウォール。
写真右側に岬があって、手前の赤いブイ二つの間がゴールライン。
結構な距離があって今年は風が弱ったがいつもはもっと強いオフショアで、最後の最後でもの凄く苦しいらしい。


夜のパーティー
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トモ君はソロ年齢クラスで2位の表彰!
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毎年確実にいい結果を残してますね!

NAISHのFBから
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向かって右からハワイ島のジェリーベス、カイレニ、ミキ、チャック。
Team Naish!!

今回もの凄かったのがKai Lenny
14ftノーラダーのソロクラスで今までのタイムレコードを50分も上回る速さ、4時間22分で優勝!!
アンリミテットなど17ftラダーつきを入れての総合でも3位!
異常な速さです。
体は僕より小さく体重も65キロぐらい。
それでもウインドも上手いしカイトも凄い。
SUPはもちろんパドルサーフィンでもジョーズの大波に乗ってしまう。
その身体能力は何処から?



今大会で改めて思った。体力的なトレーニングも重要だが、いかにウネリに乗せるか。
速い人は思いっきり下らせてウネリに乗せてから右に走り出す。後ろから見てると思っていたよりも大きく動いている。そして小さなチョップも逃がさず拾う。あの動きはダウンを沢山乗らないと駄目だな。
今でも上手く行けば小波と大きなウネリとを上手く乗りつなげるがウネリを読み間違えて失速してしまう。
その差が速い人との差でもあると思う。
日本では御前崎の西風で練習するしかないな。




さあ、明日日本へ帰ります。
2週間あっというまでしたが、得るものは大きかった。
充実した2週間でした。
これはハワイでの出来事で他の国ではもっと色んな事があるんだろう。
NaishのMichi(ミキ)とChuck(チャック)さんは今日オアフから帰ってきて夕方から今度はユタへ向けて旅立った。SUPのイベントがあるらしい。
フラットでの漕ぎはまた凄い人たちがいるんだろうな。

Molokai2Oahu | 【2012-07-31(Tue) 18:07:07】 | Trackback:(0) | Comments:(2)
今朝のワイキキ
昨夜はパーティーのあとNaishチームに誘われて10時過ぎからバーで2次会。
極力誘われたら断らないようにしているのだが流石に昨日は眠かった。
みんなタフだな。

今回何処へ食事に行ってもアルコールは断っていたので昨日は飲んだ。
そんなに飲んでないが、今朝はちょっと頭が痛い。


今日またマウイへ戻る。
朝一散歩。
ワイキキビーチ
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オアフはマウイよりサウススェルの反応がいいので割れてる。
ハラぐらいか。

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ワイキキ周辺は人も交通量も多くて、あまり来たいところではないな。
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ダイヤモンドヘッド
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Molokai2Oahu | 【2012-07-31(Tue) 02:44:48】 | Trackback:(0) | Comments:(2)
ありがとうございます
無事ゴールしました!

応援していただいた皆様。
全てサポートしていただいたNaish Japan、Naish Hawaii。
そしてチームを組んでくれたチャックさんに感謝です。
ありがとうございます。

やはり凄い海でした。
そして想像以上に海が変化する。
真っ青な海に飛び込むのもドキドキでした。

オアフのゴール会場の風景。
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ゴールした時はまだ元気でしたが、今ホテルに入ったら疲れが一気に来た。
これから大会のパーティーがあるので行って来ます。
その後落ち着いたら写真などアップします。
海の上では撮る余裕がありませんでしたが。

Molokai2Oahu | 【2012-07-30(Mon) 12:09:33】 | Trackback:(0) | Comments:(4)
いよいよ明日
モロカイ2オアフ。海峡横断レースです。
カイウイチャンネルという流れの複雑な海峡で深いところは3000m以上?と水深も深い。

僕が出るのはTeamクラスなんで一本のボードを二人で交代して漕ぐ。
一人が漕いでいる間もう一人はサポート船に乗り待機。
交代する時は船がボードの先に回りこんで選手が海に飛び込む。
漕いでいる選手は浮いている選手めがけて進み、交代したらボードから飛び降りて船に拾ってもらうのを待つ。

このウネリがでかくて深い海に飛び込むかと思うと・・・。
こんな経験は滅多に出来ないな。

チャックさんは交代するのに邪魔だからとノーリーシュ(流れ止めのコード無し)で行くぞ!と言ってる。
それもマジかよ!って感じだがやるしか無い。


二人一組だとどっちが最後ゴールラインをきる?って事になるがもちろんチャックさんに譲った。
やはりゴールは船の上でなく漕いできりたいが、今回は船の手配も色んな準備をチャックさんにしてもらったし、この世界では超有名なチャックさんと組ませてもらうだけで幸運な事。

そのかわりスタートはやらせてもらう事になった。
しかし、スタートしてからしばらくは右から風を受けアップウインド気味に何十分も漕ぐ事になるらしいので凄くきつそうだ。

オアフが近づいても逆向きの流れとかあったりして、それにはまると全然前に進めなくなるらしい。

すべてが始めてで全く想像がつかない。
でももの凄い楽しみだ!
なんでも初めてやるこのワクワク感はたまらない。
子供達は毎日この感覚なんだろな。


今回のパートナー、Chuck Pattersonさんと。
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ボードが邪魔だがもの凄い体してます。
でも・・、顔は小さいんだよな。


ビーチには船がどんどん集まってきた。
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参加人数300人以上。
3人チームとかもあるけど明日には200隻近い船が集まるみたいだ。
凄い大会だな。

Molokai2Oahu | 【2012-07-29(Sun) 15:04:43】 | Trackback:(0) | Comments:(1)
レース前日。清々しい朝
朝は少し肌寒いが、ここも安定していい天気。
風は一日中ザワザワしているのでちょっと落ち着かないが。

昨日もいたが早朝人がいない時間だけ芝生の上を孔雀ぐらいのでかい鶏が。
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近づくと逃げてしまう。
これ七面鳥?違うか?
昔放して野生化したとかかな。

Molokai2Oahu | 【2012-07-29(Sun) 02:20:48】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
休める
今日は何もせず、しっかり体を休めようと思ったか落ちつかず。
散歩したり海で泳いだり。
ハワイでこんなにゆっくりと過ごすのは始めてかも。
マウイにいたら何かしら出かけてしまう。
今回のハワイは体を休めるのも大会のうち。
いつもギリギリまでやって疲れたままレースだったりしたからな。


多くの選手が昨夜または今朝から集まってきた。


スタート会場でもあるここカルアコイのケプヒビーチ。
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もちろん水は綺麗だがオフショアが吹いてて肌寒い。
天気はいいけど乾燥してるから体感温度は低いな。


基本ドライな気候なのでリゾートのスプリンクラーが届かないところは殺伐とした感じ。
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マウイもだけど芝生が綺麗なところは自動で散水している。


サンセット
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明後日目指すオアフに陽が沈む。

明日昼からレジスト。
だんだん気持ちが高まってきた。
どんな海なんだろうか。

Molokai2Oahu | 【2012-07-28(Sat) 14:53:11】 | Trackback:(0) | Comments:(2)
何も無い
昨日夕方フェリーに乗るためサウスサイドのラハイナへ。

もともと捕鯨で栄えた町。
今は観光地。
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一緒に行くトモ君との荷物
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フェリーはやっぱり遅れて到着、出発も遅れる。ハワイアンタイム。
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遠ざかるラハイナにかかる虹
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モロカイに沈むサンセット
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島の南側の港に着くのだがマウイもモロカイもサウスは荒々しい感じ。
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フェリーで1時間半ぐらい。
モロカイにつく頃には暗くなっていた。
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モロカイの小さな港に到着。
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ここが唯一の町らしい。
周辺にはパラパラ店があったが迎えに来てくれたシャトルで素通り、真っ直ぐコンドヘ。

東西に長いモロカイの島西側のコンドミニアムに着いたのは9時過ぎ。
ネットもつながらないのでご飯食べて就寝。



そして今朝。
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コンドミニアム意外にはホントに何も無い。

車でなら3,40分走れば何かありそうだが車が無い。
観る所も無い。


でも大会のスタートは目の前のビーチらしい。
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かろうじて小さい店があったけど9時からオープンのはずが9時半でも開かないのでやっぱりハワイアンタイム。
のんびりし過ぎて気が抜けそうだ。



モロカイのここ周辺は宿が少なくて、けっこう多くの大会参加者が近くでキャンプするらしい。
今回トモ君が早くに宿を取っていたために転がり込ませてもらった。
ありがとう!レース前にキャンプはきつい。



朝から歩き回って何とかネットがつながるスポットは見つけられた。






Molokai2Oahu | 【2012-07-28(Sat) 04:51:16】 | Trackback:(0) | Comments:(0)